
「日中は仕事や家事で紛れているのに、夜ベッドに入ると急に耳鳴りが気になり始める…」
「シーンとした寝室に響く『キーン』『ジー』という音がうるさくて、なかなか寝付けない」
「耳鳴りのせいで睡眠不足になり、翌日の体調にも悪影響が出ている」
静かな夜にだけ際立つ耳鳴りは、心身の休息を妨げる本当に辛いお悩みです。
「静かだから音が目立つだけ」と諦めていませんか?実は、夜にだけ耳鳴りが強くなるのには、漢方的な視点で見ると「体の潤い不足(陰虚)」という明確な理由が隠されています。
新宿の漢方薬局「太陽堂」が、夜に悪化する耳鳴りの原因と、ぐっすり眠るための「潤い」を補う夜の養生法について解説します。
※太陽堂の耳鳴りに対する詳しいアプローチや改善実績は、こちらの【耳鳴りの漢方根本改善ページ】もあわせてご覧ください。
なぜ「夜」になると耳鳴りがうるさくなるのか?
夜の耳鳴りは、単に「周囲の音が静かになるから」だけが理由ではありません。
■ 西洋医学の視点:自律神経の切り替え不足
通常、夜になると体はリラックスモードである「副交感神経」が優位になります。しかし、強いストレスや疲労、耳鳴りへの不安(「今日も鳴るのではないか」という予期不安)があると、緊張モードの「交感神経」が優位なままになってしまいます。すると、脳が過敏な状態になり、本来なら無視できるはずのわずかな耳鳴りの音まで大きく拾い上げてしまうのです。
■ 東洋医学(漢方)の視点:「陰虚(いんきょ)」と「虚熱(きょねつ)」
漢方では、夜間に悪化する不調を「陰虚(いんきょ)」と考えます。「陰」とは、体をクールダウンさせ、潤すための「冷却水」のようなものです。
年齢や過労、夜更かしによってこの冷却水が減ってしまうと、体の中の熱を冷ましきれなくなり、相対的に熱(虚熱:からまわりする熱)が生まれます。
温かい空気は上へ昇る性質があるように、この「虚熱」も夜になると頭や耳へとのぼっていき、耳の神経を刺激して「キーン」や「ジー」という耳鳴りを引き起こすのです。
【薬剤師コラム①】「音」ではなく「体の熱」に注目してみる
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
夜に耳鳴りがひどい方に「手足のほてりや、寝汗、口の渇きはありませんか?」と伺うと、多くの方が「そういえばあります!」と驚かれます。これらはすべて、潤い不足からくる「虚熱(熱ののぼせ)」のサインです。
耳鳴りという「音」だけを消そうとするのではなく、根本にある「熱を冷ますための潤い不足」を解消することが、静かな夜を取り戻す近道になります。
「陰」の消耗を防ぐ!夜の耳鳴りを和らげる養生法
体を潤す「陰」は、日中の活動で消耗し、夜眠っている間に作られます。夜の耳鳴りを和らげるためには、夕方以降の過ごし方を見直し、潤いを守ることが大切です。
| 見直しポイント | 潤いを奪うNGな習慣 | 潤いを補う・守るOKな習慣 |
| 目の使い方 | ベッドでスマホのブルーライトを浴びる 漢方では「目は血や潤いを大量に消費する」と考えます。スマホの見過ぎは陰虚を急激に加速させます。 | ホットアイマスクで目を休める 寝る前のスマホを控え、目元を温めて血流を良くすることで、脳の緊張がほぐれ潤いの消耗を防ぎます。 |
| 夕食の食材 | 辛いものや脂っこいものをたくさん食べる 香辛料など刺激の強いものは、体内に余分な熱(虚熱)を生み出しやすくなります。 | 「黒い食材」や「潤す食材」を取り入れる 黒ごま、黒豆、ひじき、クコの実、山芋などは、漢方で「陰」を補う代表的な食材です。 |
| 睡眠時間 | 「眠れないから」と深夜まで起きている 夜更かしは冷却水を蒸発させる最大の原因。さらに耳鳴りが悪化する悪循環に陥ります。 | 眠れなくても、部屋を暗くして横になる 焦らず、まずは体を休めることに専念しましょう。可能であればその日のうち(24時前)にベッドへ。 |
| 就寝時の環境 | 完全な無音の状態で寝ようとする 無音は逆に耳鳴りを際立たせ、脳を興奮させてしまいます。 | かすかな環境音(ホワイトノイズ)を流す 川のせせらぎや雨の音などを小さく流すことで、耳鳴りの音から意識をそらすことができます。 |

漢方で「潤い」を補い、静かで穏やかな夜を
夜の耳鳴りで睡眠不足が続くと、さらに潤い(陰)が作れなくなり、耳鳴りがもっとひどくなる…という悪循環に陥ってしまいます。
太陽堂では、この悪循環を断ち切るために、体質に合わせた漢方アプローチを行います。
- 枯渇した「冷却水」をたっぷりと補う(滋陰)漢方薬を用いて、体の土台となる潤いをしっかりと補います。これにより、体内の熱をコントロールできる状態を作ります。
- のぼせた「虚熱」を冷まし、神経を鎮める(清熱・安神)頭や耳にのぼってしまった熱を優しく冷まし、高ぶった自律神経をリラックスさせます。自然な眠りへと導き、「夜寝るのが怖い」という不安を和らげます。
【薬剤師コラム②】「眠れる」ことが一番の薬になります
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
耳鳴りのご相談で漢方をお出しして、最初に実感していただきやすい変化が「夜、眠れるようになりました」というお声です。漢方で潤いが補われると、虚熱が落ち着いて睡眠の質がグッと上がります。
そして、しっかり眠れるようになると、体自身が持つ修復力が高まり、結果的に耳鳴りの音も徐々に小さくなっていくケースが非常に多いのです。まずは「ぐっすり眠れる体」を取り戻すことから始めましょう。
まとめ:耳鳴りに怯えず、安心して眠れる毎日へ
「今日もまた、あの音が聞こえるんじゃないか…」
毎晩、ベッドに入るのが憂鬱になるお気持ちは、本当に辛いものですよね。
夜に際立つ耳鳴りは、あなたの体が「潤いが足りていないよ」「熱がこもって休めていないよ」と教えてくれているサインです。
生活習慣を見直し、漢方の力で優しく体を潤してあげることで、静かで穏やかな夜は必ず取り戻すことができます。
「夜の耳鳴りで眠れない」「日中の疲れが取れなくて限界」とお悩みの方は、一人で抱え込まず、ぜひ新宿の漢方薬局「太陽堂」にご相談ください。
私たちが、あなたの体質をしっかりと見極め、ぐっすり眠れる毎日を取り戻すお手伝いを全力でさせていただきます。
関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表
沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。
調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓
開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。
薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。
自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。
よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。















