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生理前・生理中のめまいはなぜ?更年期のフワフワ・立ちくらみと「血」の巡りを整える漢方

2026 9/22
ブログ-耳鼻咽喉疾患
2026年6月24日2026年9月22日
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  4. 生理前・生理中のめまいはなぜ?更年期のフワフワ・立ちくらみと「血」の巡りを整える漢方
生理前や更年期のめまい・立ちくらみと、漢方でホルモンや「血」の巡りを整えて根本ケアをする様子を表したイラスト。「漢方で根本改善!女性のゆらぎ克服」の文字。

「生理前になると、いつも頭がフワフワして集中できない…」
「更年期に入ってから、急な立ちくらみやのぼせ(ホットフラッシュ)と一緒にめまいが起こる」
「病院の血液検査では『貧血ではない』と言われたのに、どうしてこんなにフラフラするの?」

女性の体は、ライフステージや1ヶ月のサイクルの中で劇的な変化を繰り返しています。特に「生理前〜生理中」や「更年期」は、めまいや立ちくらみといった不調が非常に現れやすいタイミングです。

西洋医学では「ホルモンバランスの乱れ」と表現されますが、東洋医学(漢方)では、女性のめまいは「血(けつ)の不足」が根本的な原因であると考えます。

新宿の漢方薬局「太陽堂」が、女性特有のめまいの原因と、毎月のゆらぎに負けないための「血」を補う養生法について解説します。

目次

なぜ生理前や更年期にめまい・立ちくらみが起こるの?

女性特有のタイミングで起こるめまいは、女性ホルモンの変動と、それに伴う「血液の巡り」が深く関わっています。

■ 西洋医学の視点:エストロゲンと自律神経の連動

女性ホルモンの一つである「エストロゲン」は、脳の視床下部という場所でコントロールされています。実はこの視床下部は、血圧や体温を調整する「自律神経」のコントロールセンターでもあります。

生理前や更年期にエストロゲンの分泌量が急激に変動すると、脳がパニックを起こし、隣り合わせにある自律神経まで乱れてしまいます。その結果、脳への血流が不安定になり、フワフワとしためまいや立ちくらみを引き起こすのです。

■ 東洋医学(漢方)の視点:「血虚(けっきょ)」による栄養不足

漢方において、女性の体は「血(けつ:全身に栄養と潤いを運ぶもの)」をベースに成り立っていると考えます。

生理中は物理的に「血」を失うため、全身が栄養不足になり、頭部へ栄養が届かずにフラフラしてしまいます。これを「血虚(けっきょ)」と呼びます。

また、更年期には加齢とともに「血」を蓄える力が弱まり、上半身に熱がのぼりやすくなる(気逆・ホットフラッシュ)ことで、めまいや耳鳴りといった症状が強く現れるのです。

【薬剤師コラム①】西洋医学の「貧血」と漢方の「血虚」の違い

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

「フラフラするから貧血だと思って血液検査をしたけれど、異常なしと言われた」というご相談をよく受けます。

西洋医学の「貧血」は、血液中のヘモグロビン(鉄分)の数値が基準より低い状態を指します。一方、漢方の「血虚」は、鉄分だけでなく、血液全体が持っている「栄養や潤いそのものが足りていない状態」を指します。

そのため、数値上は貧血でなくても、髪のパサつき、肌の乾燥、爪の割れ、そして「めまい」がある場合は、漢方では「血虚」と判断し、血を補うアプローチを行っていきます。

女性ホルモンのゆらぎに負けない!「血」を育てる養生法

「血」は毎日の食事と睡眠から作られます。生理前や更年期のめまいを防ぐために、日常の習慣を少し見直してみましょう。

見直しポイント血を減らしてしまうNGな習慣血をたっぷり育てるOKな習慣
食事の選び方冷たい飲み物や生野菜サラダばかり食べる
胃腸が冷えると、食べたものから「血」を作り出す力が弱まってしまいます。
「赤」と「黒」の食材を取り入れる
黒豆、黒ごま、なつめ、クコの実、赤身肉など、漢方で血を補うとされる食材を温かい状態で食べましょう。
睡眠のとり方夜更かしをして深夜1時過ぎに寝る
漢方では、血は「夜、眠っている間」に作られ、蓄えられると考えます。
その日のうち(24時前)にベッドに入る
質の良い睡眠を確保することが、最も手軽で強力な「補血(血を補う)」の薬になります。
目の使い方寝る直前までスマホやパソコンを見続ける
漢方では「目は血を消費する」と言われます。目を酷使すると血虚が加速します。
ホットアイマスクなどで目を休める
目の周りを温めて血流を良くし、情報のインプットを遮断して脳と目を休ませましょう。
冷えへの対策足元や下半身を冷やしたまま過ごす
冷えによって血流が滞ると、上半身ばかりに気がのぼってめまいが悪化します。
「3つの首(首・手首・足首)」を温める
太い血管が通っている部分を温め、全身へくまなく血を巡らせましょう。

漢方で「血の巡り」を整え、めまいのない穏やかな毎日へ

生理前や更年期のめまいは、「女性なら仕方がない」と我慢してしまう方が少なくありません。しかし、漢方薬で体の土台である「血」のバランスを整えることで、毎月の不調や年齢による変化をぐっと楽に乗り越えることができます。

太陽堂では、お一人おひとりの体質に合わせて以下のようなアプローチを行います。

  1. 「血」をたっぷりと補う(補血)
    まずは不足している栄養と潤いを全身に行き渡らせ、めまいや立ちくらみを起こしにくい土台を作ります。当帰(とうき)や芍薬(しゃくやく)といった生薬がよく使われます。
  2. 滞った「血」と「気」をスムーズに巡らせる(活血・理気)
    ストレスや冷えでドロドロになった血の巡りを改善し、自律神経の過緊張を解きほぐします。これにより、生理前のイライラや更年期ののぼせ・ホットフラッシュも同時にケアしていきます。

【薬剤師コラム②】更年期は「抗う」のではなく「軟着陸」を目指す

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

更年期(閉経前後)は、女性の体を守ってくれていたホルモンのバリアが徐々に減っていく、人生の大きな転換期です。この時期のめまいや不調に対し、「若い頃と同じように動けない自分」を責めてしまう方がいらっしゃいます。

漢方では、更年期を病気として敵視するのではなく、自然な変化として受け入れ、体がパニックを起こさないように「軟着陸(ソフトランディング)」させることを目指します。体の内側から優しくサポートすることで、年齢を重ねてもあなたらしく、生き生きと過ごせる体づくりをお手伝いします。

生理・更年期のめまいに関するよくある質問(FAQ)

ピルやホルモン補充療法(HRT)と漢方薬は一緒に飲めますか?

はい、基本的には併用可能です。

西洋薬で外側からホルモンをコントロールしながら、漢方薬で内側から「血」を作り出す力を高めることで、よりスムーズな改善が期待できるケースも多いです。

併用の際は、念のため担当の医師や薬剤師にご相談ください。

生理が終わるとめまいも治まるので、放置しても大丈夫ですか?

一時的に治まっても、毎月繰り返している状態は体が「血虚(栄養不足)」のサインを出し続けている証拠です。放置すると、年齢を重ねた時に更年期障害が重くなりやすかったり、慢性的な疲労感に繋がったりすることがあるため、早めの体質改善をおすすめします。

更年期のめまいと、耳の病気(メニエール病など)はどう見分ければいいですか?

更年期のめまいは「フワフワ・クラクラ」や「のぼせ」を伴うことが多いです。

一方、景色が激しく回転する「ぐるぐるめまい」や、耳鳴り・難聴を伴う場合はメニエール病など耳の疾患の可能性があります。

ただし、更年期のホルモンバランスの乱れが引き金となって耳の病気を発症することもあるため、症状が辛い場合は無理をせず、まずは専門の医療機関を受診してください。

※めまいのほかにも、気分の波・動悸・不眠など、更年期の自律神経の不調が重なっている方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

更年期の不調は「自律神経」の乱れかも?漢方で整える心と体のおすすめ対処法 | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
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新宿の漢方薬局【太陽堂】

【改善実例】ホルモン・ストレスからくる不調が落ち着いていったエピソード

①【ストレスによる耳鳴り・生理痛】30代 女性|3ヶ月で改善が見られ5ヶ月で治療終了

【ご相談時の状態】 1年ほど前から耳鳴り・生理痛ともに調子が悪くなってきたとのことでご相談に来られました。症状が出始める少し前からストレスが強くかかるようになり、最近は生理の期間も安定しないとのことでした。

【太陽堂の提案】 「ストレスを改善する漢方薬」に「耳に作用する漢方薬」を加えてお出ししました。

  • 3ヶ月後: 生理痛・耳鳴りともに改善が見られているとのこと。
  • 5ヶ月後: 耳鳴りもすることなく順調に過ごせているとのこと。ご妊娠されたため、漢方治療を終了することになりました。
2017 04/28 ストレスによる耳鳴り・生理痛[治療終了] | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
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②【めまい・不眠・痺れ】60代 女性|1ヶ月でめまいと不眠が治まり3ヶ月で治療終了

【ご相談時の状態】 1年ほど前からストレスが原因で身体に不調が出るようになった方です。症状は「めまい」「不眠」「痺れ」で、めまいは「回転性」と「立ち眩み」、不眠は寝つきの悪さが気になるとのことでした。

【太陽堂の提案】 ①自律神経を整える漢方薬 ②めまいの漢方薬(水の流れを良くする漢方薬) の2種類をお出ししました。

  • 1ヶ月後: めまい・不眠はしなくなったとのこと。痺れはまだ残っているとのことでした。
  • 3ヶ月後: 痺れ・めまい・不眠が全くなくなったとのことで、ご本人の希望により治療終了となりました。
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昭和32年生 女性 おはようございます。今日の患者さんは「めまい(眩暈)」・「不眠症」・「痺れ」の方のお話です。 ■ ご相談に来られたとき 1年ほど前…
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※効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。症状の改善を保証するものではありません。

▼めまいの改善実例をもっと見る

めまい(眩暈) | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
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まとめ:ホルモンのゆらぎに振り回されない体へ

女性の体は、月の満ち欠けのように常に変化しています。

生理前や更年期にフワフワとしためまいを感じるのは、決して気のせいでも、甘えでもありません。体が「少し休んで、栄養(血)を補ってほしい」とメッセージを送っているのです。

「毎月、この時期が来るのが憂鬱…」「更年期に入ってから、めまいで外出が怖くなった」と一人で抱え込まず、ぜひ新宿の漢方薬局「太陽堂」にご相談ください。

私たちが、漢方の力であなたの「血」を豊かに育み、ホルモンのゆらぎに振り回されない、穏やかで笑顔あふれる毎日を取り戻すサポートを全力でさせていただきます。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

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激しい回転性めまいや後遺症のふらつき、不安感「前庭神経炎」でお悩みなら新宿の太陽堂へ。めまい止めが効かない方に対し、漢方の視点で耳の奥のむく…
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ご相談の多い疾患・お問い合わせ

ご相談の多い疾患一覧

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

太陽堂がはじめての方へ

ご相談を考え始めた方は、まずこちらをどうぞ。

初めての漢方相談ガイド
漢方の料金の正直な話
改善症例の一覧
開局10年の記録

記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表

沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。

調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

太陽堂について詳しく見る

記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓

開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。

よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。

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