
「最近、耳がボーッと詰まった感じがする」
「自分の声が頭の中でこもって響く」
「疲れてくると、耳に膜が張ったような違和感がある」
このような「耳の詰まり・こもり感」を感じていませんか?
仕事のプレッシャーや睡眠不足など、強いストレスにさらされている時に起こりやすいこの症状。実は、体が「これ以上は無理!」と発している重要なSOSサイン(未病の段階)かもしれません。
新宿の漢方薬局「太陽堂」が、突然聞こえなくなる前に気づいてほしい耳の危険信号と、未然に防ぐための「ガス抜き」養生法について解説します。
※太陽堂の突発性難聴に対する詳しいアプローチや改善実績は、こちらの【突発性難聴の漢方根本改善ページ】もあわせてご覧ください。
「耳が詰まる・こもる」原因とは?西洋医学の視点
耳鼻科で検査をしても「聴力には異常なし」「様子を見ましょう」と言われることが多い、一時的な耳の詰まり感。西洋医学的な視点では、以下のような要因が複雑に絡み合っていると考えられます。
自律神経の乱れと血流低下
極度のストレスや過労が続くと、自律神経のうち「交感神経」が常に優位な(緊張した)状態になります。すると血管が収縮し、耳の奥(内耳)へ栄養や酸素を運ぶ血流が滞りがちになります。この血行不良が、耳の閉塞感や耳鳴り、フワフワするようなめまいの原因の一つと考えられています。
【要注意】痛み止めが手放せない方は危険信号?
ストレスからくる激しい首・肩こりや緊張型頭痛で、ロキソニンなどの鎮痛剤を頻繁に服用している方は要注意です。痛み止めで一時的に痛みは抑えられても、根本にある「自律神経の過緊張」と「血流不足」は解決していません。首周辺の血流の滞りは、そのまま耳のトラブル(突発的な難聴など)へと繋がりやすい状態と言えます。
あなたの「耳のSOS」チェックリスト
耳の詰まり感以外にも、以下のようなサインが重なっている場合は、体が限界に近づいている証拠かもしれません。
| チェック | 体が発するSOSサイン(未病のサイン) | 放置すると起こりうるリスク |
| □ | 首や肩がガチガチに凝っている | 頭痛、耳への血流低下 |
| □ | 軽いめまいや、フワフワする感覚がある | 自律神経の乱れ、メニエール病の懸念 |
| □ | 睡眠が浅い、夜中に何度も目が覚める | 疲労の蓄積、自己回復力の低下 |
| □ | ストレスを感じると耳鳴りがする | 突発性難聴などの引き金になる可能性 |
| □ | ロキソニン等の鎮痛剤をよく飲む | 根本的な緊張状態が解消されていない |
※原因や体質別のアプローチを知りたい方は、【突発性難聴の原因・症状別アプローチ】のページもぜひご参照ください。症状が続く場合や、急激な聴力低下を感じた場合は、速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。
漢方で紐解く「耳の詰まり」の正体
【薬剤師コラム①】「異常なし」と言われても不調が続く理由
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
病院で検査をして「異常なし」と言われると、安心する一方で「じゃあこの耳の詰まりは何なの?」と不安になりますよね。
西洋医学の検査では、聴力の低下や明らかな炎症がないと「異常」として検出されにくい特徴があります。
しかし東洋医学では、数値に現れる前の段階、つまり疲労やストレスで「気」や「血」の巡りが滞っている状態を「未病」と捉え、この段階からのケアを非常に重要視します。「ただの疲れ」と気合で乗り切ろうとせず、体からのサインとして受け止めることが大切です。
【薬剤師コラム②】ストレスが耳を塞ぐ?「肝」と「気」の関係
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
漢方では、ストレスや過労が続くと、自律神経を司る「肝(かん)」がオーバーヒートし、エネルギーである「気」が頭へ逆上せると考えます(気滞・気逆)。
これが耳周辺の血流や水分の巡りを悪化させ、「耳が詰まる」「膜が張った感じがする」といった不快感に繋がるのです。
これを放置して臨界点に達してしまうと、ある日突然の血流障害(突発性難聴など)を引き起こす引き金になりかねません。根本的な緊張状態をほどいていくためにも、焦らずご自身の体質に合った養生を見つけていきましょう。
「気合で乗り切る」をやめる!ガス抜きの養生アプローチ
未病の段階で食い止めるためには、これ以上「気」を逆上せさせない生活習慣が不可欠です。
① 「気合」を手放す勇気を持つ
一番の養生は、無理をして気合で乗り切ろうとするのをやめることです。「休むことも仕事のうち」と割り切り、1日15分でもデジタルデバイス(スマホやPC)から離れて目を閉じ、脳を休める時間を作りましょう。
② 深呼吸と「ため息」で気を巡らせる
「ため息をつくと幸せが逃げる」と言われますが、東洋医学においてため息は、滞った気を外に逃がす立派な「ガス抜き」の動作です。息が詰まると感じたら、意識的に長く息を吐き出す深呼吸やため息をついて、胸のつかえを取り除きましょう。
③ 香りの良い食材で「気」を流す
漢方では、良い香りのする食材には「気」の巡りをスムーズにする働きがあると考えます。普段の食事や飲み物に、ぜひ以下の食材を取り入れてみてください。
- セロリ・シソ(大葉): 昂った「肝」の熱を冷まし、気の巡りを助けます。
- 柑橘類(ゆず、レモン、みかん): 爽やかな香りがリフレッシュ効果をもたらし、ストレスによる気滞を和らげます。
- ハーブティー: ミントティーやカモミールティーなど、ホッとできる香りでリラックスタイムを。

4. よくある質問(FAQ)
耳鼻科で「異常なし」と言われましたが、耳の詰まり感が治りません。
聴力検査などに現れない、自律神経の乱れや血流低下による不調の可能性があります。漢方では、検査数値に現れない「未病」の段階から、体質に合わせてバランスを整えるアプローチを得意としています。
ストレスを感じると耳がこもるような気がします。気のせいでしょうか?
気のせいではありません。ストレスは自律神経を緊張させ、耳周りの血行を悪化させる大きな原因です。体が発している「休んでほしい」というSOSサインだと受け止め、早めのケアをおすすめします。
頭痛持ちでよく痛み止めを飲みますが、耳の詰まりと関係ありますか?
痛み止め(ロキソニンなど)を常用するほどの首・肩こりや頭痛は、交感神経が極度に緊張している証拠です。この過緊張状態が耳への血流不足を招き、耳の閉塞感に繋がっているケースは少なくありません。
まとめ:耳のSOSを見逃さず、早めのケアを
「耳が詰まる・こもる」という症状は、決して軽く見てはいけない体からの危険信号です。気合や栄養ドリンクで無理に乗り切ろうとせず、まずはゆっくりと休息をとり、気の巡りを整える養生を取り入れてみてください。
「休んでも耳の違和感が取れない」「疲れが溜まりすぎて自分ではどうにもできない」と感じる方は、大きなトラブルに繋がる前に、漢方の力で体質から整えていくことをおすすめします。
もし「すでに突発性難聴と診断されてしまった」「ステロイド治療後も耳鳴りや難聴・違和感が残っている」という場合は、こちらの【突発性難聴の漢方根本改善ページ】もあわせてご覧ください。
新宿の漢方薬局「太陽堂」が、あなたの体質に合わせた最適なケアをご提案いたします。店舗へのご来店が難しい方向けに、全国対応のオンライン相談も承っておりますので、一人で抱え込まずにまずはお気軽にご相談ください。
関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
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お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
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特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表
沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。
調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓
開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。
薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。
自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。
よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。















