
「朝はスッキリ起きられるのに、夕方になると雲の上を歩いているように体がフワフワする…」
「夕方、パソコン作業をしていると頭がクラクラしてきて集中できない」
「1日の疲れが溜まってくると、めまいと一緒に首や肩のガチガチな凝りを感じる」
特定の病気ではないはずなのに、毎日「夕方」という決まった時間帯に決まってやってくる不快なフワフワ感。
実はこれ、あなたの体が発している「エネルギーのガス欠」と「ストレスの蓄積」を知らせる重要なサインかもしれません。
新宿の漢方薬局「太陽堂」が、夕方になると強くなるフワフワめまいの原因と、1日を元気に乗り切るための過ごし方、そして漢方で「疲れ」と「ストレス」に負けない体を作るアプローチについて解説します。
なぜ「夕方」にフワフワとしためまいが起こるのか?
夕方に起こるめまいは、朝起き上がる時のぐるぐるめまい(BPPVなど)とは異なり、その日の「活動による消耗」が大きく関係しています。
■ 西洋医学の視点:自律神経の疲れと「首・肩の凝り」
日中、仕事や家事で交感神経(緊張のスイッチ)をフル稼働させていると、夕方には自律神経が疲れ切ってしまいます。すると、血圧のコントロールが上手くいかなくなり、脳への血流が不安定になってフワフワ感を引き起こします。
また、長時間のデスクワークやスマホ操作による「首や肩の極度な緊張(ストレートネックなど)」も、頭部への血流を妨げ、夕方のクラクラめまいを誘発する大きな原因です。
■ 東洋医学(漢方)の視点:「気虚(ききょ)」と「気滞(きたい)」
漢方では、夕方のめまいを「気(生命エネルギー)」のトラブルとして捉えます。
- 気虚(エネルギー不足): 携帯電話のバッテリーが夕方に切れてしまうように、体を支えるエネルギー(気)が枯渇してしまった状態です。脳や体をしっかり支えられなくなり、フワフワと浮いたような感覚になります。
- 気滞(ストレスの蓄積): 1日の中で受けた精神的なストレスや緊張によって、気の巡りが滞ってしまった状態です。気が頭に逆上せ(のぼせ)てしまい、頭がフワフワ・ぼーっとする原因になります。
【薬剤師コラム①】病院の検査で「異常なし」と言われやすい理由
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
「夕方になるとめまいが酷いので病院で検査をしたけれど、耳にも脳にも異常がないと言われた」とご相談に来られる方は非常に多いです。
病院の検査(MRIや聴力検査など)は、「形としての異常(腫瘍があるか、水が溜まっているか等)」を見つけるのが得意です。しかし、夕方のフワフワめまいは「疲労」や「自律神経の乱れ」といった「働きの低下」が原因であるため、画像や数値には表れにくいのです。
異常がないのは安心なことですが、「辛いのに原因が分からない」のは不安ですよね。漢方は、そういった「検査には出ない不調(未病)」の根本的な体質を見極め、ケアしていくのが最も得意な分野です。
夕方のフワフワめまいを防ぐ!日中〜夕方の過ごし方
夕方のガス欠やストレスの爆発を防ぐためには、日中の「エネルギーの消費」を緩やかにし、小まめにケアすることが大切です。以下の見直しポイントを参考にしてみてください。
| 見直しポイント | フワフワを招くNGな習慣 | めまいを防ぐOKな習慣 |
| パソコン・スマホ作業 | 何時間も画面を見続ける 目や首がガチガチに緊張し、頭への血流が滞って気が逆上せます(気滞)。 | 1時間に1回、遠くを見て首を回す こまめに緊張を解きほぐし、自律神経のスイッチをリセットしましょう。 |
| 昼食のとり方 | パンやおにぎりだけ、または抜く 午後を乗り切るための「気(エネルギー)」を作り出すことができません(気虚)。 | 胃腸を温め、消化の良いものを食べる 温かいスープやお味噌汁などを取り入れ、胃腸の働きを助けましょう。 |
| 夕方のリフレッシュ | エナジードリンクやコーヒーを飲む カフェインで無理やり交感神経を刺激すると、後からさらに激しい疲労感が襲います。 | 温かいハーブティーや白湯を飲む カモミールやミントなど、香りの良いお茶は滞った「気」を巡らせてくれます。 |
| 呼吸の深さ | 無意識のうちに呼吸が浅く、止まっている 体が酸欠状態になり、フワフワ感や頭痛を引き起こしやすくなります。 | 気づいた時に「ため息」を意識する 息を「ふーっ」と長く吐き出すことで、副交感神経が優位になりリラックスできます。 |

漢方で「疲れ」と「ストレス」に負けない体づくりを
夕方のフワフワめまいは、一時的にお薬で症状を散らしても、また仕事や家事で疲れが溜まれば同じように繰り返してしまいます。
太陽堂では、お一人おひとりの体質に合わせて、以下のような漢方アプローチで「夕方になっても揺らがない体」を育てていきます。
- 「気」をたっぷり補い、バッテリーの容量を増やす
胃腸の働きを立て直し、食事からしっかりとエネルギー(気)を作り出せるようにサポートします。これにより、夕方になってもガス欠を起こしにくいタフな体を目指します。 - 滞った「気」を巡らせ、ストレスを解きほぐす
自律神経の過緊張を和らげ、頭にのぼった熱や気を全身へスムーズに巡らせます。首や肩の張り、精神的なイライラ・落ち込みも同時にケアしていきます。
【薬剤師コラム②】「気合」で乗り切ろうとしないでください
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
夕方にフワフワしてきても、「あと少しだから気合で乗り切ろう!」と、カフェインや甘いもので無理やり体に鞭を打っている方が少なくありません。
しかし、それを続けていると、やがてめまいだけでなく、激しい頭痛やパニック症状、朝起き上がれないほどの深刻な慢性疲労へと繋がってしまう危険性があります。「フワフワ」は体が発している「休んでほしい」というSOSです。どうか無理をせず、まずはご自身の体を労わるサインとして受け止めてあげてください。
夕方のフワフワめまいに関するよくある質問(FAQ)
病院のめまい薬(メリスロンなど)を夕方だけ飲んでも良いですか?
医師の指示があれば服用して問題ありません。
しかし、夕方のフワフワ感の根本原因が「疲労」や「自律神経の乱れ」である場合、血流を良くするお薬だけではスッキリしないことが多々あります。
お薬で対処しつつ、漢方で根本的な体質づくりを併行していくのがおすすめです。
フワフワする時は、横になって休んだ方が良いですか?
はい、無理をせずに横になれる環境であれば、10〜15分程度目を閉じて休むのが一番です。
横になれない場合は、椅子に深く腰掛け、首の後ろを温かいタオルなどで温めると、緊張がほぐれて脳への血流が改善しやすくなります。
漢方薬はどのくらいで効果を感じられますか?
体質や症状の深さによりますが、「気(エネルギー)」を補ったり巡らせたりする漢方は、比較的早く(1~3ヶ月程度で)「夕方の疲れ具合が違ってきた」「フワフワする日が減った」と変化を感じられる方が多いです。焦らず、じっくりと体質を育てていきましょう。
まとめ:夕方になっても、自分らしく過ごせる毎日のために
「夕方になると、またあの嫌なフワフワ感が来るんじゃないか…」と時計を見るのが憂鬱になっていませんか。
疲れやストレスからくるめまいは、あなたの努力不足でも、気のせいでもありません。体が一生懸命に日々の活動を支えようとして、エネルギー切れを起こしている証拠です。
生活習慣を少し見直し、漢方で体の内側から「気」のバランスを整えてあげることで、夕方になってもフワフワせずに、心穏やかに夜の時間を迎えられるようになります。
「病院の検査では異常がないと言われたけれど辛い」「疲れが取れなくて限界」と一人で悩まれている方は、ぜひ新宿の漢方薬局「太陽堂」にご相談ください。
私たちが、あなたの心と体の声にしっかりと耳を傾け、めまいに怯えない元気な毎日を取り戻すお手伝いを全力でさせていただきます。
関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表
沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。
調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓
開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。
薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。
自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。
よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。














