
「神経痛に効く漢方薬はどれですか?」
店頭でも検索でも、本当によくいただく質問です。そしてこの質問への太陽堂の答えは、いつも決まっています。
「痛む場所によって、選ぶ漢方薬は全然違います」
顔がピリッと痛む三叉神経痛と、お尻から足が痛む坐骨神経痛と、帯状疱疹のあとに残った痛み——同じ「神経痛」という名前でも、漢方の組み立ては別物です。
この記事では、新宿の漢方薬局「太陽堂」が、神経痛全般に共通する漢方の軸と、種類別の考え方、そしてあなたの神経痛にはどのページが参考になるかをご案内します。
【この記事の結論:神経痛と漢方の付き合い方】
- 共通する軸: どの神経痛にも共通するのは、「神経の炎症を取る」方向で漢方薬を使っていくという考え方。
- ただし: どれも同じではなく、「痛む場所」によって組み合わせは大きく変わる。だから「神経痛に効く単品の漢方薬」というものはありません。
- 相談が多い順: 太陽堂では三叉神経痛・坐骨神経痛・帯状疱疹後神経痛のご相談が特に多いです。
- 病院の薬との関係: リリカ・タリージェなどとの併用は基本的に問題ありません。
※長引く神経の痛み(神経障害性疼痛)に対する太陽堂の考え方は、こちらの総合ページもあわせてご覧ください。
「神経痛に効く漢方薬」という単品は、ありません
ドラッグストアには「神経痛に」と書かれたお薬がたくさん並んでいます。ですから「神経痛にはこの漢方」という1つの正解があると思われるのも自然なことです。
しかし実際のご相談では、痛む場所・痛み方・体質によって、選ぶ漢方薬は全然違います。同じ方でも、痛む場所が変われば組み合わせを変えることさえあります。
共通しているのは、考え方の軸だけ。それは「神経の炎症を取る」方向で漢方薬を使っていくということです。この軸を土台に、場所と体質で細部を組み替えていきます。
種類別の考え方と、参考にしてほしいページ
太陽堂で特にご相談が多いのは、三叉神経痛・坐骨神経痛・帯状疱疹後神経痛の3つです。
まずは、ご自身の症状に最も近いものを下の表から選んでみてください。
| 痛みの特徴 | 神経痛の種類 | 詳しいページ |
| 顔の片側に電気が走るような激痛。食事・会話・洗顔で誘発される | 三叉神経痛 | 👉 三叉神経痛と漢方の解説へ |
| お尻から太もも・ふくらはぎ・足先にかけての痛み・しびれ | 坐骨神経痛 | 👉 坐骨神経痛でお悩みの方へ |
| 帯状疱疹が治ったあとも、ピリピリ・刺すような痛みが残っている | 帯状疱疹後神経痛 | 👉 帯状疱疹後神経痛でお悩みの方へ |
| 肋骨に沿って胸・脇腹が痛む。呼吸や寝返りで悪化する | 肋間神経痛 | 👉 肋間神経痛でお悩みの方へ |
| 飲み込む時に、喉の奥や耳の奥に激痛が走る | 舌咽神経痛 | 👉 舌咽神経痛でお悩みの方へ |
| 歯の治療が終わったのに、歯や歯ぐきが痛み続ける | 非定型歯痛 | 👉 非定型歯痛でお悩みの方へ |
※「自分の神経痛がどれに当てはまるか分からない」という方も、カウンセリングで丁寧に紐解いていきますのでご安心ください。以下では、ご相談が特に多い3つについて詳しくお話しします。
三叉神経痛(顔がピリッと・ズキッと痛む)
食事・会話・化粧など、顔に触れる動作で電気が走るような痛みが出るタイプ。顔という「上」に出る痛みなので、熱や痛みを鎮める方向を中心に組み立てます。テグレトールを服用中の方のご相談も多くいただきます。
坐骨神経痛(お尻から足への痛み・しびれ)
お尻から太もも・ふくらはぎへと走る痛みとしびれ。神経の炎症を取る漢方薬を中心に、血流を良くする方向を併用し、年齢や骨の状態によっては骨を支える方向も加えます。
帯状疱疹後神経痛(帯状疱疹のあとに残る痛み)
皮膚の症状が治まったのに、ピリピリ・チクチクした痛みだけが残るタイプ。痛みを鎮める方向と、血流を整えて神経の回復を支える方向を組み合わせます。リリカや神経ブロックで変わらなかった方のご相談も多い分野です。
そのほかの神経痛
呼吸や寝返りで胸・脇腹が痛む肋間神経痛、飲み込む時に激痛が走る舌咽神経痛、歯の治療が終わったのに痛み続ける非定型歯痛なども、それぞれ専用のページでお話ししています。どれも「場所に合わせて組み立てを変える」という点は同じです。
よくある質問(FAQ)
リリカやタリージェなど、病院の薬と併用できますか?
はい、基本的には併用していただいて大丈夫です。
実際のご相談では、病院のお薬だけでは良くならずに来られる方が多いのですが、だからといって急にやめる必要はありません。併用しながら体質側を整え、その後のことは体調を見ながら考えていきましょう。
市販の漢方薬ではダメですか?
「場所と体質に合っていれば」役立ちますが、そこの見極めが一番難しいところです。
神経痛は場所によって組み立てが全く変わるため、パッケージの効能書きだけで選ぶと外れやすい分野です。試したけれど変化がなかった方は、「漢方が合わない」のではなく「選び方が合わなかった」可能性を考えてみてください。
どのくらいで変化を感じられますか?
まずは3ヶ月を目安に続けてみてください。
神経の痛みは長引くほど時間がかかる傾向があります。3ヶ月続けて何の変化もなければ、組み立てを見直すタイミングです。
実際の変化の例(種類別のサポート実例)
【三叉神経痛・70代女性】4年来の頬の痛み、食事や会話で悪化…熱や痛みを鎮める漢方と血流を整える漢方の組み合わせで、3ヶ月で当初の痛みを10とすると2〜3程度まで治まり、食事のときの痛みはなくなりました。
【坐骨神経痛・40代女性】腰の痛みと左足のしびれ・冷え…炎症を取る煎じ薬と血流を良くするお薬で、3ヶ月で痛みが和らぎ、8ヶ月でほとんどなくなり治療終了(ご卒業)となりました。
【帯状疱疹後神経痛・70代男性】リリカや神経ブロックでも変わらなかった足の痛み…痛みを鎮める漢方と血流を整える漢方で、2ヶ月で治まり始め、じっくり2年かけて痛みが落ち着き、漢方を終了して様子を見る段階まで到達しました。
まとめ:あなたの「場所」に合わせた組み立てを
「神経痛に効く漢方薬はどれ?」の答えは、あなたの痛む場所の中にあります。
顔なのか、お尻から足なのか、帯状疱疹のあとなのか。共通の軸(神経の炎症を取る)は同じでも、そこから先の組み立ては一人ひとり違います。
「自分の神経痛に合う組み立てを知りたい」
「病院の薬だけでは変わらなかった」
という方は、一人で悩まず、新宿の漢方薬局「太陽堂」にご相談ください。痛む場所・痛み方・年数を丁寧にお伺いし、あなた専用の組み立てをご提案いたします。
【ご相談をご希望の方へ】
長引く神経の痛みに対する具体的な漢方アプローチについては、こちらのページにて詳しく解説しております。全国対応のオンライン相談も承っておりますので、まずはお気軽にお声がけください。
関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
神経痛に関するさまざまなお悩みについて、太陽堂では数多くのご相談をいただいております。気になる症状がある方は、以下のページもあわせてご覧ください。
坐骨神経痛お尻から足への痛み・しびれが続いている方に。
帯状疱疹後神経痛(PHN)帯状疱疹のあとに、ピリピリ・刺すような痛みが残っている方に。
慢性疼痛(神経障害性疼痛)検査では説明がつかない、長引く神経の痛みにお悩みの方に。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。














