太陽堂が心臓病で重視したいのは何が原因で症状がおきているか
心臓の病気と言っても、
・心臓弁膜症
・虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)
・胸部大動脈瘤
・心臓神経症
など色々な疾患があり、原因としても様々です。
ただ病院で~病と言われても話しを詳しく聞いていくと、実はこれは違うのでは?と思う事が多々。(例えば「心臓弁膜症」なのに胸の痛みが酷く、動悸などは感じた事がないなど)
病名で判断するのではなく心臓で何がおきているのかをしっかり考えいくのが大事になってきます。
心臓自体に問題があるのか、心臓以外に問題があるのかを見極める
例えば心臓病の中でも有名な「狭心症」ですが、こちらは心臓外に問題がある病気です。
えっそうなの?と思われる方もいるかもですが、そうなんです。
「冠動脈」(心臓に血流を送る為の動脈)からの血液が、心臓にしっかり届かない事で「狭心症」や「心筋梗塞」などがおこります。
この場合心臓自体を良くしても意味がなく、血管や血流を整えて改善が見られる事が多いです。
また心臓の中の弁に異常があり、症状が出る心臓弁膜症は心臓内に原因がありおこる病気です。
この場合は「心臓の負担を減らす」・「心臓内の血流を良くする」事で改善が見られる事が多いです。
このように心臓病と言われても心臓だけにアプローチをすれば良いわけではなく、原因を突き止め対処をしていく事が大事になってきます。
太陽堂で使う漢方薬の種類
上記で説明したように何が原因でおこっているのかが大事になってきます。
心臓自体に異常がある場合は「心臓の負担を減らす漢方薬」を中心に「血流を良くする漢方薬」を出す事が多いです。
心臓の負担を減らす以外の漢方薬としては
心臓に血液を送る「冠動脈」に異常がある場合は、「血流を良くする漢方薬」
動脈瘤がある場合は「血液の漏れを防ぐ漢方薬」
動悸が止まらない方には「動悸を改善する漢方薬」
息苦しさが酷い方には「息苦しさを改善する漢方薬」
など症状や原因を考えながら漢方薬を検討していきます。
心臓の構造と働きについて
心臓の構造
休む事なく働き続けてくれている心臓ですが、血液を「全身に送り出すポンプの働き」をしています。
心臓は右心房、右心室、左心房、左心室の4つの部屋に分かれ上部が「心房」、下部が「心室」です。
「心房」から「心室」、「心室」から「動脈」の間には逆流防止する「弁」があります。
また右側(右心房、右心室)と左側(左心房、左心室)では酸素濃度が違う為、血液が混ざらないように壁がありそれが「中隔」です。
身体全体には心臓が血液を送ってくれますが、心臓自身には心臓の表面をとりまく3本の「冠動脈」が酸素と栄養素を心筋へ運んでくれています。
心臓の働き
身体全体に血液を循環しているのが「体循環」、肺に血液を循環しているのが「肺循環」です。
全身の各器官や細胞のすみずみに新鮮な「酸素」や「栄養素」を運び、不要となった「炭酸ガス」や「老廃物」を受け取って心臓に戻すのが「体循環」。(「心臓(「左心房」→「左心室」)」→「大動脈」→「全身の器官・組織」→「大静脈」→「心臓(右心房)」という順番に流れる)
「心臓」から「肺」に血液を送り、全身から戻ってきた「炭酸ガス」を「酸素」に交換するのが「肺循環」です。(「心臓(「右心房」→「右心室」)」→「肺動脈」→「肺」→「肺静脈」→「心臓(「左心房)」という順番に流れる)
心臓の右側にも左側と同じように「弁」があり、「右心房」→「右心室」の間には「三尖弁(さんせんべん)」、「右心室」→「肺動脈」の間が「肺動脈弁」で血液の逆流を防いでいます。
また心臓の筋肉は「電気の刺激」により動き、収縮や拡張などをおこなっていきます。
ストレスにより心臓にも影響を。
緊張したときに動悸がするなどの経験した事ありますよね?
緊張すると「交感神経」(動いている時の神経)が高ぶり「心拍数の増加」や「心収縮力の増強」がおこる事で「動悸」や「息切れ」などの症状が出ることも。
心臓に全く異常がなくても症状が出る場合は「心臓神経症」の可能性が高いですよ。
心臓に負担のない生活を心がけましょう。
ストレスがかからないように気を付けるのはもちろんの事、規則正しい生活をする事も大事になってきます。
・運動不足
・甘いものや脂物の多い食事
・睡眠不足
・喫煙
・飲酒
などは極力気を付けましょう。
激しい運動をしすぎるのも「心肥大」に繋がり心臓に負担がかかる為良くないですが、運動不足も「動脈硬化」などに繋がるので注意です。
毎日一生懸命働いてくれている心臓ですが、不規則な生活が「心臓」への負担になってしまいますのでぜひ気を付けられる事からやっていきましょう。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 林 泰太郎
「学術発表 実績」 2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年学術発表
調剤薬局・漢方薬局で働き「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
病気のお話し、漢方のお話しどんな事でもご相談下さい。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。